クリスマスの今日、アイルトン・セナのレリーフの受付を始めた。学生でも、主婦でも、世界中のセナファンが手に出来るように、考え抜いた自信作です。
http://www.koshika.net/ayrtonsenna_relief_jp.html
メリークリスマス!
Christmas Eve, Today, Orders for the relief of Ayrton Senna was started. Students, housewives, anybody who are fans of Ayrton Senna can get it.
http://www.koshika.net/ayrtonsenna_relief.html
Merry Christmas!
2007年12月25日火曜日
2007年12月19日水曜日
Polish the prototype of Ayrton Senna in gypsum (アイルトン・セナの石膏原型を磨く)
2007年12月15日土曜日
アルケミスト The Alchemist
皆さんは、「アルケミスト」(パウロ・コエーリョ著)を読んだことがありますか?羊飼いの少年が、夢で見た宝物を求めて、ピラミッドまで旅をしながら、さまざまな経験を積んでいく話です。結局、宝物はもといた場所の木の下に埋まっていたというお話なんですが、示唆に満ち溢れた本です。
宝物は足元にある。でも、それに気付くために、遠回りをして経験を積まなければならない。自分の人生と重ね合わさります。東大時代の同級生が、彫刻家になった今の私を見たら、びっくりするでしょうが、小学生の時の友人が私を見たら、やっぱりかと思うでしょう。実は、物心付いた頃から、絵や工作三昧の日々でした。
しかし、中学生になった頃から、何かが狂い始めました。学校というところは、子どもたちを何かにしたいのかもしれません。子どもたちが何であるか、ということを考えないで。結局、私は美術系の大学への進学に失敗した後、大きく方向転換して東大受験。浪人して入学した後も、教育学部で修士、博士と10年も在籍してしまいました。
そのとき、いつも考えていたのは、私はなぜ芸術から引き離されてしまったのか?そんな教育を変えられないものか?ということでした。しかし、ある日声がしました。なんということもない、今からでも遅くない、芸術の世界に飛び込めばいい、というものでした。
30歳を目前に、私は何のベースもない彫刻の世界に飛び込みました。羊飼いの少年のように。少年は羊を売り、ピラミッドへと旅をし始めました。私も、それまで築き上げた全てのものと引き換えに、この芸術の世界に飛び込みました。
あれからさらに10年の歳月が経ち、私は小学生だった頃、毎日何かを作り続けていたように、作品を作り続けています。自分で自分に気付き、それを認められるようになるまで、私たちは旅を続けなければならないのかもしれませんね・・・。(長いので英語は省略)
宝物は足元にある。でも、それに気付くために、遠回りをして経験を積まなければならない。自分の人生と重ね合わさります。東大時代の同級生が、彫刻家になった今の私を見たら、びっくりするでしょうが、小学生の時の友人が私を見たら、やっぱりかと思うでしょう。実は、物心付いた頃から、絵や工作三昧の日々でした。
しかし、中学生になった頃から、何かが狂い始めました。学校というところは、子どもたちを何かにしたいのかもしれません。子どもたちが何であるか、ということを考えないで。結局、私は美術系の大学への進学に失敗した後、大きく方向転換して東大受験。浪人して入学した後も、教育学部で修士、博士と10年も在籍してしまいました。
そのとき、いつも考えていたのは、私はなぜ芸術から引き離されてしまったのか?そんな教育を変えられないものか?ということでした。しかし、ある日声がしました。なんということもない、今からでも遅くない、芸術の世界に飛び込めばいい、というものでした。
30歳を目前に、私は何のベースもない彫刻の世界に飛び込みました。羊飼いの少年のように。少年は羊を売り、ピラミッドへと旅をし始めました。私も、それまで築き上げた全てのものと引き換えに、この芸術の世界に飛び込みました。
あれからさらに10年の歳月が経ち、私は小学生だった頃、毎日何かを作り続けていたように、作品を作り続けています。自分で自分に気付き、それを認められるようになるまで、私たちは旅を続けなければならないのかもしれませんね・・・。(長いので英語は省略)
2007年12月14日金曜日
Relief for Ayrton Senna (アイルトン・セナのためのレリーフ)
2007年12月8日土曜日
Ayrton Senna (アイルトン・セナ)
I uploaded my slideshow of Ayrton Senna bust statue to YouTube. Let's see it!
アイルトン・セナの胸像のスライドショーをYouTubeに掲載した。見て下さい!
2007年12月7日金曜日
Reunion (再会)
Today I saw a classmate of University for the first time in almost ten years, at the Setagaya Art Museum. She is now a curator of this museum. Kinuta park, in which this museum is located, has wide and good nature in the surburbs of Tokyo. We enjoyed very nice talking at lunchtime.
今日は大学時代のクラスメートに、世田谷美術館で、ほぼ10年ぶりに再会した。彼女は、この美術館の学芸員をしている。この美術館がある、砧公園は、東京の近郊にあって、とても広く良い自然環境を保っている。私たちは、お昼を取りながら、昔の話に花を咲かせた。
今日は大学時代のクラスメートに、世田谷美術館で、ほぼ10年ぶりに再会した。彼女は、この美術館の学芸員をしている。この美術館がある、砧公園は、東京の近郊にあって、とても広く良い自然環境を保っている。私たちは、お昼を取りながら、昔の話に花を咲かせた。
2007年12月6日木曜日
At Chapel in St.Luke hospital (聖ロカ病院内のチャペルにて)
2007年12月4日火曜日
Remake (リメイク)
2007年12月3日月曜日
To the memory of Tose (トシェに捧ぐ)
2007年12月1日土曜日
Red leaves (紅葉)
2007年11月30日金曜日
What is this material for the cover of the trash can? (このゴミ箱の蓋の材料は何でしょう?)
Two months later (二ヵ月後)
2007年11月28日水曜日
White Lion (ホワイト・ライオン)
Today I came back to Tokyo from Ibaragi Prefecture with my work. This lily is called "White Lion". It sounds good. There is a faint of the fragrance of this lily over this room. Tomorrow I will deliver my work to the hearing aid comapany.
今日茨城から作品とともに東京に戻ってきた。このユリはホワイト・ライオンと呼ばれている。なかなかいい響き。このユリの香りがこの部屋にほのかに香る。明日、補聴器の会社に作品を納入する。
今日茨城から作品とともに東京に戻ってきた。このユリはホワイト・ライオンと呼ばれている。なかなかいい響き。このユリの香りがこの部屋にほのかに香る。明日、補聴器の会社に作品を納入する。
2007年11月27日火曜日
Traces of struggling (格闘の跡)
This prototype in gypsum got dirty with marks and broken all over. But, my work in marble has higher quality than the two prototypes in gypsum. To make a better work more than a prototype, if it was not possible, our work would be nothing else but a copy of a prototype. I say it as dialectic of sculpting.
すっかり汚れ、傷だらけになった石膏原型。用意した二つの石膏原型よりも、大理石の作品の方が完成度が高い。原型以上の作品にすること、それが出来なければ、原型の単なるコピーでしかない。私はこれを彫刻の弁証法と呼んでいる。
2007年11月26日月曜日
The day light (日の光)
2007年11月25日日曜日
I finished my work! (完成!)
2007年11月24日土曜日
The time about to finish (完成間近)
2007年11月23日金曜日
Full moon (満月)
2007年11月22日木曜日
Tose Proeski, forever (トシェ・プロエスキよ、永遠なれ)
Today I got a very sad news. A Macedonian top singer, Tose Proeski, 26 years old died in Croatia, in the car accident. I met him 3 years ago, and we shaked hands with each other. Then, I presented a photo of my work, "Vita Nuova", with my signature. When I come back to Macedonia, I will make his statue in Macedonian marble, sivec.
今日、とても悲しいニュースを受け取った。マケドニアのトップ歌手、トシェ・プロエスキーが、26歳の若さで、クロアチアの自動車事故で亡くなったというのだ。私は、3年前に彼に会い、お互いに握手を交わした。私は、私の作品、ヴィタ・ヌォヴァの写真にサインをして彼にプレゼントしたのだ。私がマケドニアに戻ったら、彼の肖像を、マケドニアの大理石、シベックで彫ろうと思う。
今日、とても悲しいニュースを受け取った。マケドニアのトップ歌手、トシェ・プロエスキーが、26歳の若さで、クロアチアの自動車事故で亡くなったというのだ。私は、3年前に彼に会い、お互いに握手を交わした。私は、私の作品、ヴィタ・ヌォヴァの写真にサインをして彼にプレゼントしたのだ。私がマケドニアに戻ったら、彼の肖像を、マケドニアの大理石、シベックで彫ろうと思う。
2007年11月21日水曜日
In the morning, in the factory, like in a refrigerator.(朝の工場の中は、まるで冷蔵庫の中)
In the morning, in the factory, like in a refrigerator.Three days has passed for curving the ear for a hanging-type hearing aid. The thickness of the ear is not so thick, I must pay the closest attention to it. Gradually she has looked to be human.
朝の工場の中は、まるで冷蔵庫の中にいるようだ。耳掛けタイプの補聴器を掛けるられるように彫ってきたが、三日が過ぎた。耳の厚みがあまりないので、細心の注意が必要だ。だんだん、彼女の顔も人間らしくなってきた。
2007年11月20日火曜日
Transparency (透過)
2007年11月19日月曜日
This is where I can show my skill (ここが腕の見せ所)
2007年11月18日日曜日
The back side of the ear (耳の裏側)
2007年11月17日土曜日
The final stage of the ear (耳の最終段階)
2007年11月16日金曜日
A small drill by finger power (指で回す小さなドリル)
2007年11月15日木曜日
Lighted by the setting sun (夕日に照らされて)
2007年11月14日水曜日
The depth of the ear (耳の奥)
2007年11月13日火曜日
Pedestal (台座)
2007年11月12日月曜日
The final stage (最終段階)
2007年11月11日日曜日
Exhibitions in November (11月の展覧会)
2007年11月9日金曜日
Shoulder (肩)
2007年11月8日木曜日
Sculpting is understanding (彫ることは、理解すること)
Today I finished the lips. All the day I tried to make only the lips. As I told before, if we see the lips, we can know the quality of the artist. The lips have complex structures, so artists need deep knowledge about the lips. Especially for sculpting a marble, we must understand the structure of the lips deeply.
今日唇を仕上げた。一日中唇だけを制作。前にも触れたが、唇をみれば、その作家の技量がわかる。唇は複雑な構造をしていて、深い知識が必要なのである。特に大理石を彫る場合、唇の構造を深く理解していなければならない。
今日唇を仕上げた。一日中唇だけを制作。前にも触れたが、唇をみれば、その作家の技量がわかる。唇は複雑な構造をしていて、深い知識が必要なのである。特に大理石を彫る場合、唇の構造を深く理解していなければならない。
2007年11月7日水曜日
Depth psychology (深層心理)
2007年11月6日火曜日
Relief (レリーフ)
Simply speaking, this work is a relief. May be you think it is too thick as a relief, but in the ancient Greece, relief was thick like mine. Thick relief was more than thin relief and usual. This thickness is the origin of relief.
率直に言って、この作品はレリーフである。しかし、レリーフにしては厚みがあり過ぎると思われるかもしれないが、古代ギリシャでは、私の作品のようにレリーフは厚いものだった。それは、薄いレリーフよりも多く、それが普通だったのである。この厚みこそ、レリーフの起源なのである。
率直に言って、この作品はレリーフである。しかし、レリーフにしては厚みがあり過ぎると思われるかもしれないが、古代ギリシャでは、私の作品のようにレリーフは厚いものだった。それは、薄いレリーフよりも多く、それが普通だったのである。この厚みこそ、レリーフの起源なのである。
2007年11月5日月曜日
What kind of hair style do you want? (どんな髪型になさいますか?)
2007年11月4日日曜日
Hair (髪の毛)
2007年11月3日土曜日
Roundness of the eylid (まぶたの丸み)
2007年10月31日水曜日
Close your eyes (瞳を閉じて)
2007年10月30日火曜日
Trilogy (三体)
2007年10月29日月曜日
A rural landscape (田園風景)
2007年10月28日日曜日
The typhoon passed (台風一過)
2007年10月27日土曜日
Eyelid (まぶた)
2007年10月26日金曜日
Nose (鼻)
2007年10月25日木曜日
Lips (唇)
2007年10月24日水曜日
In the sunlight (太陽光のもとで)
2007年10月23日火曜日
The line of the chin (あごの線)
2007年10月22日月曜日
Boundary (境界線)
2007年10月21日日曜日
The next step (次のステップ)
2007年10月20日土曜日
Marks and numbers (印と数字)
Sometimes I have guest at my working place. People usually wonder what those marks are. Today I explain you how they function. Plus mark"+" means the point which indicates the same place of the prototype in gypsum. And a number".5" besides the mark means the 5 mm depth I can still curve at this point. Do you understand?
時々作業場にお客さんが見える。彼らはたいてい、これらの印が何なのか不思議に思う。そこで今日はこの機能について皆さんにご説明しよう。プラスの印「+」は、石膏原型と同じ点であることを示している。そして、「.5」というのは、5mmを表し、後5mmの深さまで彫っていいということを示している。皆さんわかりましたか?
時々作業場にお客さんが見える。彼らはたいてい、これらの印が何なのか不思議に思う。そこで今日はこの機能について皆さんにご説明しよう。プラスの印「+」は、石膏原型と同じ点であることを示している。そして、「.5」というのは、5mmを表し、後5mmの深さまで彫っていいということを示している。皆さんわかりましたか?
2007年10月19日金曜日
Crossing traces of chisels (交差するノミ跡)
This is a classical way to curve a marble(click the photo and see a big image). After making crossing traces of chisels like this, I will curve them by a plane chisel and file the surface. So I need good chisels which are sharpened as cutting a marble.
これはとても古典的な大理石の彫り方(クリックすると画像が大きくなります)。このように交差させてノミ跡を作った後に、平ノミで削り、さらにヤスリをかけていく。だから、私には大理石が切れるような鋭いノミが必要なのである。
これはとても古典的な大理石の彫り方(クリックすると画像が大きくなります)。このように交差させてノミ跡を作った後に、平ノミで削り、さらにヤスリをかけていく。だから、私には大理石が切れるような鋭いノミが必要なのである。
2007年10月18日木曜日
The second day (二日目)
This is today's results. I realized again how hard it was to cut a marble with a handsaw. To make matters worse, a marble was never cut straightly with a handsaw. So every time I must file the rounded plane and make it flat with a file. This small and flat plane makes me feel something special...
今日の結果はここまで。いかにのこぎりで大理石を切るのが大変か思い知らされる。おまけに、のこぎりでは、決してまっすぐに切れない。そこで、毎回やすりをかけて、丸く歪んでしまった平面を、まっすぐな平面になおしていく。この小さな平らな平面は何か特別な思いを私に感じさせるのであった・・・。
今日の結果はここまで。いかにのこぎりで大理石を切るのが大変か思い知らされる。おまけに、のこぎりでは、決してまっすぐに切れない。そこで、毎回やすりをかけて、丸く歪んでしまった平面を、まっすぐな平面になおしていく。この小さな平らな平面は何か特別な思いを私に感じさせるのであった・・・。
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